【人】 放蕩者 ホレーショー

[軽く食まれると顎を持ち上げ、上を向かせて軽く唇を重ねた。
そのまま目に、頬に、音を立てながら唇が移る。
二人きりになってからの、何度目かの戯れは
疼きが溜まりきらないようにと軽いものだったが。]

こっちに来れば、冬はいくらでも食べれるんだが…
できればここで食べさせてやりたかったからなぁ。

[もう二度と戻らない砂漠での思い出に。
振り返れば良かったと思えるようなものがあればいいと。

昼間の事にはまぁなと苦笑する。]

怖ーい侍女ちゃんの目も光ってっからなぁ。

[誰の事かわ言わずもがなだ。
軽く体重を預けられると腕を前に回した。
脇から腹へ、抱きしめるようにして服の上から腹を軽く擽って。]

(182) t_nuke 2013/01/21(Mon) 04時半頃