― 廊下 ―>>135>>137
[ 素肌を這い上がる“影”の腕はつるりとした感触だった、動きを掌握した二本以外にも幾本かが、戯れのように脚や腰に纏わりついてはゆるゆると動く。]
ぁ……めるや……み、てる……?
[ ぼうとした口調でケイイチの声>>135に繰り返す。
下着を脱がされた事には気づいていないように。
演技だけの反応ではなかった。触手そのものは熱くも冷たくもないのに、黒が触れた箇所がじんわりと熱くなってくるような感覚なのだ。それは無理もないことだったろう。
影界はいま、結界が呼び起こした淫気で覆われているのだから。]
ん……ぁ、んっ……ゃ、そ……れ……、っ
[ 少年は自らへ与えられた刺激に敏感に反応して、きゅっと眉根を寄せた。苦しげな表情とも見えようが、喉から溢れる音の響きは明らかに快楽からなるもの。ケイイチの手>>137に扱かれる小ぶりな肉茎は硬く熱く勃ちあがっていき。包皮に包まれていた先端を自ずから露わにした。]
きもち……い……っ
[ はぁ、と大きく息を吐いて。ケイイチの腕を導くように擦った]
(181) 2018/02/24(Sat) 19時半頃