[面倒な客を快く迎え入れてくれたせめてものお礼と。今後も世話になるだろう客として、売上貢献するべく追加でアイスコーヒーを頼んだ直後。>>141
頬張ったサンドイッチを、喉に詰まらせかけた。>>145]
……げほ。
残念ながら、仕事だよ。
出版社のセイルズさん、知ってるだろう。
[編集者である彼とは、以前古めかしい時計の修理を請け負ってからの付き合いになる。>>96
児童書を担当している編集者だと言うことは聞いている。
仕事柄取材などもしているのか、顔が広いらしいし。ソウスケなら知ってるものだろうと口にしつつ。
彼から、折り入ってのアポイントメント。その内容はまだ聞いていないが、まあ修理関係の話だろう。
ソウスケへ肩を竦めて見せながら、アイスコーヒーで喉を潤し。]
そういうソウさんは、いい人いないのかい。
[ここは軽口で誤魔化しておこう。]
(181) 2019/07/27(Sat) 00時頃