68 熱砂の絆


【人】 掃除夫 ラルフ

[唇に触れた指を無意識、軽く食む。]


 アイスクリーム。
 遠い国の文献で名前だけは聞いたことがあったけれど、こんなに美味しいものだとは知らなかった。
 大変なのに作ってくれて、ありがとう。

 ……昼は、なかなか会えないからね。
 

[ここ最近は、とぽつりと付け足す。
 でも、それももう残り僅かな間の事だ。
 
 軽く目を閉じて体重を預けた。
 今までになく近くでこうしているからか、温もりが心地良い。] 

(180) azure_blue 2013/01/21(Mon) 04時頃

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