…ぐっ、っぅ、ぁあ!
[そうして己の剣に力を込め、ハワードの右腕の盾を己の剣で圧し、男は振り下ろされた左の刃を肩に喰らう。
痛みに呻きを上げた刹那、その呻きを飲み込むほどの衝撃を男は味わう]
っ、は……。右肩くらい、安いか。
貴方は護る為に、右腕を盾にしたんだな。
でももう、しまいにしよう。
[>>169その胸に煌く鏡の破片に気づき、右腕を無くしてもこちらに迫り来る気迫>>170に気圧されることもなく対峙する。
己の身を犠牲にする覚悟なら、もうずっとずっと胸にあるのだから]
俺は、まだ世界を無情だなんて思っていない。少なくとも、あの2人を生かすために、俺は生きられるのだから──!
[叫ぶように言い、こちらに来るハワードへともう一度剣先を突きつける。
右腕を失い動く様に、慈悲でも向けるように、その胸の鏡の破片だけを狙い。
だから、彼の残りの攻撃をかわすことなく受け止める。己の身体を盾にして、剣を揮う為に*]
(180) 2014/07/17(Thu) 00時頃