228 吸血鬼の宴


【人】 営利政府 トレイル

[不機嫌そうな表情。>>176
不敬者は倒れ伏す賞金稼ぎだけでなく、
彼にとっては自分も同じなのだろうとも思う。

気付けば琥珀は近くあり、伸ばされた彼の手が>>177
傷ついた方の、手首を掴む。]

 本当に、――……

[確かめる為の言葉は止まる。
覗いた牙は、伝承にある吸血鬼のそれと重なる。
けれど翠は琥珀へと移ろい]

 嗚呼、だからそんなに、綺麗なのかな。

[ぽつりと小さく落ちる声。
畏怖する様子はなく、
貴石もつ名も知らぬ彼に見惚れる。*]

(179) 2017/10/01(Sun) 16時半頃

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