ああ、お前の方が水滴ったら良いお姫様になりそうだね。
[返答に迷ったところに助け船>>171。
彼が黒歴史故の軽口なら、こちらは女性扱いされて反応に困った時に話を反らすための軽口だ。べネット的には持ちつ持たれつ……と一方的に思っているが、ヴェスパタインがどう思っているかは、互いに掘り下げたことがなければ謎である]
ヴェスがこんな時間にしかも嵐の日に外って珍しいね。
少なくとも暫く帰るの厳しそうな雨だけど大丈夫?
[軽口ばかりでもなんなので、小首を傾げながら暗に彼の姉に関して心配を向けつつ]
さて、じゃあスージー、悪いけど服貸してくれる?
できたらパンツも貸してくれると嬉しいんだけど。
スカートだと穿きなれてないしさ。
[絶対上は胸あたりがブカブカになりそうだよなぁ……とスージーの豊かな胸に視線をちらっと向けて、彼女の好意に甘えることにした。
そしつふと考えるのは、学生時代、彼女を一番にマドンナと考えてた男は誰かなということ。
実際はどうだったかは分からないが、いくつか浮かんだ顔の中、島にいるときには雑誌を買ってくれていた男に似た声がトニーの声と混じって聞こえた気がした]
(179) 2017/08/12(Sat) 22時半頃