―少し前・森→中庭―
[ヤニクと別れた後、そのまま森へと足を運ぼうとして中庭で、何か煌めくものが目の端に映った。一体何だろうと思ったら、ヴェスパタインの銀髪が月明かりを反射したものだったらしい。>>162]
あれ、ヴェスパタイン?ヤニクは、慣れていると思うから迷子にはならないと思うけれど。
ああ、さっきから周りにあった気配はヴェスパタインのものか。
……声は聞こえていたんだね。僕も、昨日今日驚いたよ。今日も誰か……
[伝えられる内容に、彼が自分とヤニクの会話を聞いていたことを知る。別に隠す事ではなかったので頷き、今日部隊長の指名以外に投獄される者は誰だろうと言い掛けて、目の前の男が今日部隊長に指名されたのを思い出す。]
部隊長の一方的な命令もあれだけれどね。
気を付けて。
[アムネシアのちょっとカオスになってきた状態を伝える言葉が分からず、それだけを。
アナホリネズミに関して聞かれれば]
え!?アナホリネズミ!?……ちょっと髭がしょげているけど元気だよ。会いに行く?
[そう誘ってみたか。*]
(177) 2014/02/05(Wed) 21時頃