―初詣出発前―
お・ま・た・せ
[元旦。アパートの外には華やかに装った女性の集団に男の子たち、そして不思議な格好をした外国人の姿が。その輪に、少し遅れたことを詫びながら加わった。その際、帯びを締めてくれた樹里に改めて感謝を述べつつ、こっそり押し付けられたメモの返事>>4を着物の胸元にすべりこませる。そうこうしているうちに神社に着いただろうか。それともまだ着く前だろうか。その道すがら、一緒にいた遥、琴、燐、マユミに話しかける]
……あ、ごめん。あたし、そういえばみんなのお年玉のことすっかり忘れてたわ
んー。お金でもいいんだけれど、なーんかそれも即物的よねぇ
……あ!あたしのお店の服をプレゼントとか、どうかしらね?
こう、胸がボイーンの!!
フェロモンがドドーン!としたやつ!!
オトコどもイチコロよぉ……ウフフ
[胸のあたりをくいっくいっと盛り上げるようなオーバーなアクションでそう尋ねる。年頃の花盛りな女の子たちに自分が選んだ洋服を着せるというのは、中々にテンションがあがるものだ。しかし、はたしてあんなド派手できわどい衣装を彼女たちは好むのだろうか。そんなたわいもない会話をして、目的の地へ]
(177) 2014/01/02(Thu) 23時半頃