ーーもしもどこにでも行ける魔法があったらって、思ったことはないかい?[彼は言った。キャサリンは答えた。]ーーないよ。[それは間違いなく彼女の本心だった。彼女はずっとここで過ごしてきたのだ。初めから知らないものを求めることは難しい。それでも少し心が痛むのは、目の前の彼のせいだ。彼があまりにも楽しそうに家族のことを話すから、ほんの少しだけ。いいなあと思ってしまった。そんな彼女を見透かすように、彼は言う。]ーーとっておきの魔法を教えてあげよう。[それは、幼い彼女にはとてもショッキングな言葉だった。心臓と左脚を、機械に取り替える。そうしたら、君は自由になるよ、と。]
(176) 2016/05/10(Tue) 15時半頃
sol・la
ななころび
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