[自分の言葉を繰り返し唱えるクリスマス。
彼女のこういうがんばりはいつも微笑ましくて、応援したくなる気持ちになって。
今も、自分でいい葡萄を見つけられればよいと…懸命に探す彼女の後ろで何も言わず、どうなるか眺めて。]
はは。そうそう、ああいうやつだ。
すごいなあ、教えてすぐ見つけられるなんて。
[>>160クリスマスが見つけた葡萄を食べさせてやれば、美味しそうな顔に、此方まで頬が緩む。甘い葡萄の粒をもっとその口につっこんでやりたくなったが、彼女は自分ほど食べる量も多くない。]
高いところに美味しそうなのがあったら
俺がとるから、教えてくれな?
[少し高い葡萄を背伸びして取るクリスマスに、ちょっとはらはら。
転んだりはしないかと、気を配りながら。
こっちはこっちで、林檎や梨を収穫していれば、>>165美味しそうな匂い。
その瞬間なった自分のお腹の音と
クリスマスのお腹の音。]
(176) 2015/10/09(Fri) 00時半頃