やっ、なんでもな……無理!それは無理です!!!
[ポケットの上から押さえつけるようにしてスマホをガード。
清瀬の言葉>>162ブンブンと首を横に振る。]
や、あの、俺は……
[交流会とかなにそれ聞いてない。無理。無理にも程がある。
そもそも共学に通っていた中学時代、年単位で人と交流できなかった身だ。
交流って何。何すんの。このザマを見て俺が人と交流できるタイプに思えるか!
……なんて、そんな言葉を吐けるわけもなく、またも浮かべたのは曖昧な笑みだった。
イケメンの威圧感ってしゅごい。]
は、はひ……行き、ます……
[思えば共学に通っていた中学時代。どうやって3年間を乗り切ったかを思い出そうとして――
「最初が肝心」という教訓と、最初に肝心な事柄ってのが、とにかく目立たない、その一点だったと思いだす。
ズブリ、心はまたダークブルーに沈んだ。*]
(173) 2014/10/17(Fri) 00時頃