ああ、そうだよ。俺が宮藤。
[此処に来て、多少は視えるようになったと言っていた風祭。その瞳にはにこりと笑う男…、自分の姿が映っている。サングラスの下に隠れて見たことがなかった彼の目は、硝子細工のように済んでいて。]
大丈夫なんて、こんなに怪我しておいてよく言うよ。ああ、無理に動かないで笑わないで。
[>>155風祭の傍に寄り添っていれば、手当をする腕を撫でられる。けれど、動けばやはり身体は痛むようだ。ぱっと見てもかなり傷を負っているのだから、痛まないはずがない。]
でも、良かった…、風祭さん生きてて。
[呆れながらも口許には優しい微笑みを浮かべて。もし、彼まで死んでいたら今よりももっと辛くなってしまう。やはり、こんなゲームは終わりにしたいところだ。]
俺も、会いたかったからね。
風祭さん、無理してなかった?
[>>166心配そうに問えば、この姿を初めて視ることが出来たのだろう。述べられた感想は、青年にとって恥ずかしいもので。けれど、心の底から嬉しそうに笑っているのを見れば自分だって嬉しくないはずがない。]
…でも、俺は体育会系じゃないしひょろいよ?
(172) 2014/12/16(Tue) 03時半頃