[聞き取った音>>153の響きを確かめ、頭に刻むように名前を転がす。荒い口調ではあるが言葉に五月蝿い訳でもなく、寧ろ若者らしさに触れた気がして微笑ましさが増した]
ナユタ、ナユタ、宜しくネ♪
ウチの薬ハ露蝶さんノ特別製だからネ。チアキの友達なラ歓迎ヨ。いつデモどうゾ♪
――フム?喧嘩すル程仲が良イ、じゃないノカ。
喧嘩出来るノモ生きてルうちヨ?大事にスルネ、ナユタ。
[顰められた顔には思うところもあって、軽さ抑えて宥めるように告げる。半ば無意識に空いた――細くはあるが特に柔らかくも無い手を、僅かに自分より高い位置の頭に乗せてぽんぽんと軽く撫でた]
イイヨイイヨ〜♪ ワタシもチアキ大好きヨ♪
[裏もなく寄せられる好意>>162にはほんの少し擽ったさを感じるが、好感を覚えた事は変わらず。ナユタを撫でた手をそのまま滑らせるように、チアキの頭も撫でて。と、その表情が曇るとはて、と首を傾がせた。
意図せずお預けしてしまったのなら、よしの言葉はかけるべきか、否か――]
――…トーイとナユタはご飯ヲ食べなくテモ元気ソウだかラ、チアキ一人で食べてモイイヨ?
[しょんぼり伏せられた耳が見えた気がして、『よし』を出してみた]
(172) 2013/07/19(Fri) 10時半頃