―Xday+3日後 15:00・喫茶店―
そうだね…きっとみんなもそう思ってる、僕はそんな気がするよ。
シーシャもそう言ってるし。
[同意を示すシーシャ>>167へと顔を向ける。
真剣に交わした議論や、その合間合間の気の置けない遣り取り。
何よりもあの青い扉の前に立った時のそれぞれの表情を思い返せば――きっと皆も同じ気持ちだっただろうと確信を持ってヴェラ>>166に視線を戻して頷いた]
6年って長いね……でも、お父さんは帰ってくる事を信じてて、お母さんは待っててくれる事を信じてたんだろうね。
……うん。僕もずっと待ってたいって、必ずまた会えるって思う人、見つけたよ。
[まだ高校生の晶からすれば6年は途方も無い時間に感じられたけれど。
それだけの時間を経ても戻ってくる人がいるのならば、自分も待つ事が出来るのかもしれないと、ほんのり胸に浮かび上がった淡い希望の光に柔らかな笑みを浮かべた]
(171) nanono 2014/03/30(Sun) 22時頃