ッあ、ひ、っあ、あぁ、ッんううぅ、 っ!!
[>>163汚れた白衣ごと自身を握り込まれ、揺さぶられる度にあられもない声が押し出される。
最後の矜持を手放すまいとするように白衣を強く握りしめるのが精一杯。
ぼろぼろと涙と涎を垂れ流しながら、覗き込む目に蕩けた顔を晒すことを厭う余裕などはない。
それどころか、罅割れた理性に優しい声が染み込んでくるかのようにすら思えて。]
はぁ、ああぁ、ッ ちが、 違ううぅ、
……ッあ、 ぁあ、っ、気持ち良く、なんて……っ!!
[誘惑を振り切るように、首を大きく左右に振った。
目の前の男は魔の者で、己を犯すのは醜いオークなのだから、気持ち良くなるはずなどない。
しかしそれは口先だけの言葉に過ぎず、酷い凌辱に屈服した身体はとうに己の制御を離れていた。
だらだらと止まぬ先走りは白衣を更に汚し、吸い込み切れぬ水分が直円の手を濡らす。]
(171) 2016/06/04(Sat) 23時半頃