― 少し前の出来事 食堂 >>127〜>>129真珠子と ―
あわわ、真珠のたまちゃんだって分かってるよー!
ごめんね、もう名前は誤字らない!
[少し拗ねた風なたまちゃんに、慌てて手をわたわたさせて弁解する。でも名前以外のところで誤字らない自信はないの。名前は…気をつける!]
たまちゃんも…いるんだ。
好きな…人。
[たまちゃん"も"だなんて、私にも好きな人がいるってバレバレな言葉使っちゃった。頭まわらないよお。
でも…俯いた顔を上げてから、私の瞳をしっかり見て言葉を紡ぐたまちゃん。とてもキレイなの。
普段も美人さんだけどね。]
たまちゃんは…気持ちを伝えるの?
私は、迷ってるまま高校生活が終わろうとしてて
…未だに、悩んでるんだ。
[たまちゃんの好きな人って…誰なんだろう。
でもそれは知らないままの方が、多分いい。]*
(171) 2016/03/12(Sat) 22時頃