人狼議事

204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う


【人】 樫の樹の子ら リツ

― 回想:近所のねーちゃん ―

[俺はかくれんぼが得意な子供だった。

昔から地味で目立たなかったから、存在感を消すのに長けていたし。
必勝法もいくつか心得ていた。
移動有りの時は、近場で鬼の動向を気を付けながら、目まぐるしく位置を変え。
移動無しの時は盲点を探した。
ある時は別の遊びをしている子供たちの群れの中。ある時は鬼が虫刺されなどで敬遠しがちな植林の中。
一度クラスメイトと遊んだ時なんか。
あまりにも見つからないものだから、俺を置いて帰られてしまったこともある。

………でも。
ずっと俺が発見されないままだと、何かあったんじゃないかって不安そうな顔をする奴がいた。
そのくせ、最後まで諦めないから。
降参しろよとぶつぶつ言いながら。
仕方ないから、頃合いを見計らって姿を現したことが何度かある。

              ―――知らなかっただろ、ニモ。>>0:114]*

(171) 2016/12/17(Sat) 11時頃

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