[ペン先が紙に擦れる音。中身は見えなくとも紙の上で踊るように進むペンは、宝石以外に見るものがない今ではなかなかに楽しいもので。こっそりと目で追ってしまう。しかし、宝石のお披露目会なのだから、見るのが宝石だけなのは当然ではあるだろうと1人心で訂正を入れて。
再び砕けた彼の口調>>150には満足気に口元を綻ばせる
あまり堅苦しいのは好きではない。ここはあくまで社交的な場所だが、実際、自分は他人に媚びを売るのは好きではない。パーティー客全員に畏まっていては肩がこる]
あら、宝石に興味はなかったって言ったけど
ちゃんとわかってくれるのね?
宝石はね、魔法の石なの
ただそこにあるだけで人を魅了する
時にはその存在のために争いが起こることもある
イアンも宝石と関わるなら気をつけてね?
[あの薔薇のように赤い、紅い宝石に、刺されてしまわないように]
(170) 2017/01/06(Fri) 12時半頃