人狼議事

208 【突発百合RP】10年目のラブレター


【人】 牧人 リンダ

[この時雨女学館内での「手紙」の伝説は、私も知っていた。送った人がいたという噂も聞いていた。
 誰が送った、誰に送った、とまではよく覚えていなかったけれど]

 手紙……。そう、だったんだ。

[だから私は、芦屋先輩が、木屋先生に好意を抱いていたのだと察した。そしてその好意は、先輩が大人になった今も続いているのだとも。]

 そう、だったんですね。

[泣きじゃくる先輩の吐露を嘘だとは流石に思えなかった。
 胸がとくりとする。別に泣き顔だとか、生脚だとかに魅せられたからではない。私と同じなのかも――そう、思ったから。

 けれどここで、私自身の秘密を告げることはしなかった。
 こどものように泣いて当り散らす先輩を前にして、そんな場合ではなかったのだから。]

 私も。もう一度でも、先生に、会いたい。

[目には涙を溜めたまま、努めて穏やかに言葉を紡いだ。]

(169) 2017/02/01(Wed) 18時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.07 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび