[ベッドのシーツも取り換え、布団のカバーなんかも、綺麗な状態に整えた。面倒だから、次があるなら、下にタオルとか敷いた方がいいかもしれない。
汚れたリネンと亀吉の薙刀を持って、部屋を後にする。
鍵は持っていないので、閉められない。仕方ない。
ランドリー室で洗濯機ににシーツ類をぶち込んで、スイッチを押す。これで乾燥までやってくれるはずだ。
もしかしたら、シワになったり縮んだりするかもしれないが……そんなのはまぁ、知らない。なんか、上手くやってくれるはずだ。
シャワーには自分も行きたかったが、『覗くな』>>159と言われた手前、やめる。
別に冗談だと分かってはいるが……裸体を見たら、またおかしくならないとも、限らなかった。
手に持った薙刀。壁からひょろひょろと生えている触手を見て、どうしたものかと考えあぐねる。
ロッカーに置いておくのは、最善とは思えない。すぐに届けたいが、居場所が分からないことには。
悩んだ末に通信機のスイッチを入れ、口元にあてた]
(169) 2016/06/10(Fri) 16時頃