……嗚呼、こんな格好で失礼しました。…服も、ボロボロで……。先程も、女性に美しくないなど……暴言にも程がありますね。
[恐らく彼女が資料投げた理由は違うのだろう。だというのに、的外れな謝辞を述べてしまうのは男の気質故か、はたまたただ寝ぼけているだけなのか。
彼女の元へと歩き出そうと足を出したその時、
パァン、と破裂音が空気を裂く。(>*34)]
発砲…?!
[足を止め、音の方向を振り向く。ああ、さっきからこんなことばかりじゃあないか。……これは本当に長い悪夢を見てるのかもしれない。
肌蹴た服のまま、髪を乱すようにくしゃりと手で歪めた。本当、散々な日だ。
ちらりと彼女を>>164を見る。彼女は震えていただろうか?……ならば、ほら。
紳士の役目というのは女性を守ることだろう?そう言わんばかりに、彼女に歩み寄ろうと。]
(166) 2016/02/27(Sat) 11時半頃