[爆弾を投げた後に現れたのは、自分の方の爆弾だった。>>156
動揺を隠しきれなかった腕が、びくりと震えてコップの水を溢れさせる。
ああ、なみなみ注ぐんじゃなかったと、後悔するも意味はなく。
伺うように扉から踏み出さずにいるその表情は、離れているせいか読み取りづらい。
けれど、雑用なら>>85と言っていた彼が、調理を手伝うと言ってくれたのは嬉しかった。
また側にいられると。
そう、思ってしまったからで。]
お察しの通り、冷蔵庫はスッカラカンだったよ。
ああ、でも、少しなら食料を積んできてたような?
俺も荷降ろしをちら見しただけだから
確証はないけど、とりあえず確認してから行こうか。
[くいとコップの水を飲み干して、ちらりとジャニスへ視線を向ける。
自分達と行くか、留まるか、別の所に行くか尋ねるように。]
(165) 2015/11/13(Fri) 00時頃