――ふぇっ!?
[また愛しのクロス君のこと考えてる――なんて、からかい交じりに言われて。
違う違うそういうのじゃないのと、ぶんぶんと腕を振る。
やめて気をつけて、二人とも(記憶を)消されちゃう]
あの、だからね、プリシラ……、
そういうのじゃなくて……ケイトも、あのね?
[――年頃の少女たちの話題は、何かといえばそうなって。
ベネットによる記憶操作は、あのあと20(0..100)x1回で済んでいるはずだけど。
友人たちによれば――なんというか、恋する乙女オーラは隠せないのだそうで。
表向きの話をどうするか、そのうち相談したほうがいいかもしれない。
改めてとなると、また、あのヘタレっぷりを発揮してくれるんだろうけど。
でも、それはたぶん可愛いだろうし――、
――話がまとまれば、少しは表立って甘えられるかなと、口許が緩んだ**]
(165) migya 2014/05/30(Fri) 23時半頃