[コリーン>>158に言われた言葉に、嬉しさと戸惑いが入り交じった複雑な表情をした]
お姉ちゃん……、ぼく、どうなるか、何するか、わからないのに。
[戸惑いの目でコリーンを見上げ]
ぼくは、世界中のみんなが不幸にならないためなら、接続されたいって思った。でも、もっとよく考えたほうがいいって、言われて……。
だけどやっぱり、思いつかないんだ、接続されたらどうなるか……ぼくがどんな風に変わっちゃうのか。だから、お姉ちゃんがすごく大変になるなら……ちょっと考えたほうがいいかなって、思って……
[一度視線を落としてから、再びコリーンを見上げ]
お姉ちゃんがいいって言うなら、ぼくは、接続されたい……。そのほうが世界中のみんなのためになるから。みんなが幸せのほうが、いい。……ぼくが幸せになれなくても。
[いろいろ会話を交わしても、根底にある考えは揺らがなかった。浅はかな選択だとしても、後悔するとしても、少年は世界のためになることなら自分の身を犠牲にしても構わないと――少なくとも今はそう考えていた]
(162) 2011/04/19(Tue) 01時半頃