ある雨の日。だれも来ない酒場に閉店の看板をかけ、ぼんやりとカウンターで雨の音を聞いていた。がらん、と扉が開く。と、ふらりと濡れた黒い影がよろめき、どさりと店に倒れた。あっけにとられているそばから、彼の体内から黒い鉱石ががあん!と背中に突き出した。彼は苦痛の呻きを上げて、震えて床に丸くなった。自慢の弟子だった。急いで駆け寄ると彼の様子を見る。身体のいろんな場所から、とがった鉱石が突き出し、見ている間にも、別の鉱石が皮膚を破り突き出し、血が流れ、その度に彼はびくりと身体を震わせた。恐らくは師匠クラスの技で、そしてまともに食らった時点で何もかも手遅れだった。
(162) 2015/08/04(Tue) 01時頃
sol・la
ななころび
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