――はたり、気付けば。いずことも知れぬ、とある井戸の傍に在った。頭蓋のなかに靄が立ち込めているような、あるいは、脳の髄が空にでもなってしまったかのような。まったく、すべてが曖昧だった。己の存在に己で気付くまでにさえ、いささかの時を要した。手足を動かせば、からりと乾いた音がして。井戸を覗いて、黒い水面を眺めやれば。そこには――誰のものか、髑髏が沈んでいるようであった。
(161) 2016/09/15(Thu) 21時頃
sol・la
ななころび
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