人狼議事

197 冥桜絵巻


【人】 革命家 モンド

――はたり、気付けば。
いずことも知れぬ、とある井戸の傍に在った。

頭蓋のなかに靄が立ち込めているような、
あるいは、脳の髄が空にでもなってしまったかのような。

まったく、すべてが曖昧だった。
己の存在に己で気付くまでにさえ、いささかの時を要した。

手足を動かせば、からりと乾いた音がして。
井戸を覗いて、黒い水面を眺めやれば。

そこには――誰のものか、髑髏が沈んでいるようであった。

(161) 2016/09/15(Thu) 21時頃

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