人狼議事

166 悪魔の揺りかご


【人】 水商売 タバサ

― 数百年前のこと ―

さる女吸血鬼に酒の席である極夜城への招待状をもらい、当時退屈だったこともあり、ものの試しに行ってみた。
そこでは様々な興味深い出来事が起こったが、一番興味深かったのは、自分に弟子ができたことであった。

彼は自分が生きる環境に、これ以上ない怒りと憎しみを覚えていた。
その姿がさらに昔、神代の自分を思い出させたため、彼を弟子にとった。

彼は怒りを糧に、努力し、常に教えを請い、成長した。
彼の驚くほどの成長には目を見張ったし、自分もまだ伸びしろがあることを彼に教えられた。
彼に自らの技を授け、また追いつめ、叱咤し、ともに色んな体験をした。

彼の怒りの源は、十数年後には壊滅させた。
自分の時は、狙った街の全てを一夜で石化させるのに百年近くかかったことを考えると、彼は紛れもなく自分の若いころより優秀だった。

そしてその後も彼は教えを求めた。
自分も彼と共に高みに上ることを目指した。
もう数十年、ひよっこひよっこと言い続けながらその実、彼は弟子クラスから、師匠クラスの手前まで成長していたのだ。

(160) 2015/08/04(Tue) 01時頃

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