[近付くにつれて、飢餓感は強まる。同時に、拒絶からくる嘔吐感も。空いた左手を強く握れば浅く描いた傷が開いて痛みと小さな熱を生んだが、その痛みが意識を繋ぎとめてくれるような気がした。自分の事で頭が一杯で。彼女の事、彼女の状態なんて(>>158)、まったく頭に無かった。]
(160) 2015/01/21(Wed) 12時半頃