>>134
あーあーあー、聞こえねーなァ。正気じゃねーからわっかんねェわ。
ナユタなんつー名前のワンコロが…とも言ってねえぜ?はっは、…むっつり野郎に言われたくねーよ。
[朝からの己や周囲への対応と言い、現在の彼はこの短い時間の中接する感触だけでも、軍の犬であろうとも根まで腐りきった男には見えてはいなかった。…それ故に、全くもって、余計に腹立たしい。彼の職務に対するような真面目さ、それに対する形容は酷い軽口になって向かい]
…テメーもよっぽど良い性格してんな?あ?
[煽られる侭、少し血管に血を上げたこめかみを少し浮かせた指爪でガリッと掻いて。どうにも乾燥気味の唇を湿らせながら、ふと、僅か言葉を捜したようにナユタの顔面を眇める瞳が眺めた。──可愛い面、の評価は本音だ。どれ程憎々しい表情が浮かんでいようとも。薄く、記憶の中の少年の顔が浮かび上がって重なり、消えた]
……いつからそうなった、昔っからそうだったってか?もうちょいぐらいは可愛げあった気ィがしてたぜ?
[ゆっくり、息と共に落とした言葉もまた、そこばかりは本音を含んだ唸り混じりに]
(157) 2013/07/19(Fri) 01時半頃