[言わなくても特に気にしなかっただろうけど、彼にならバレても良い。はっきりとは自分から言わないけれど、嘘をつく理由もない。
察しの良い風祭のことだから、自分が物書きであることくらいは分かったかもしれない。]
そっか、それなら良かった。
俺もこれから学校なんだよね。
…えー、良いなあ。
今度俺のことも連れてってよ。
[病院に行くのに邪魔になっていないことを確認して安心した。>>141シュークリームの入った箱を掲げられれば、腹を抑えながら羨ましそうにそれを見て。微風がシナモンの香りを運んで、青年を悩ましげな表情にさせる。
食べ物ならば風祭に聞けば、外れはない。]
…確かに、ごめんじゃなくてありがとうだったなー。
よーしよしよし、偉いぞー。
[前に褒める時は撫でてやってくれと風祭に言われたことがあったっけ。以来、ルーを褒める時は彼を撫でている。そうじゃなくても愛でるけれど。]
(156) 2014/12/05(Fri) 10時頃