― 談話室 ―
[ 眠気覚ましにコーヒーを飲んでいたというアーサーに、一瞬研究者の皆のこと>>0:226が重なった。
道中、己に様々な文化や知識を教えてくれた皆のことを話すこともあっただろうか。
ひとりで不安だった道のりも、ふたりで進めば少しだけ怖くなくなるような気がした。]
どっ 、うい たしま し、 て。
[ 身軽なアーサーの身体>>150が肩を蹴ると、そのしなやかな脚力に身体が一方に傾いた。
先程は自ら傾けていた為取れたバランスも、咄嗟のことにやや揺らぐ。
トルドウィン>>137の腕を借りられたなら、ほっとガスを零した。]
ぼく も、 たのし か、った。
おなじ めの たかさ、 たぶん はじめ 、て。
[ 華麗に着地を果たした小さな影は、顎が首に食い込まなければならない程下にある。
その差がほんの少しの間零になった。
だからありがとう、と。距離の空いた手を振る。]
(155) 2020/08/26(Wed) 23時半頃