― ナイトクラブ・ゴールディ ―
>>129
[ゴールディで接触をしたのは、その町の管轄のヤツからだ。
諜報員の死に関わる人物を探すのに、茶を買って、どうやら画家志望のここのボーイが通りかかったかもしれないといった情報を得た。
それから、管轄は、彼に見つからぬように彼を見張っていたが、とくになにも尻尾は出さない。
ついに、職務質問をしたところ、>>77通り一辺倒のなにもみてない、という言葉を聞いたが、管轄の男はそれで何かを彼は知っているかもしれない、と勘付いた。
そこからは、管轄はその手のプロに仕事を投げる。
諜報員のもっていた情報はその遺体から見つからず、そして、その情報がもし漏れていれば起こるだろう事態も起こってはいない。
となれば、その情報はまだ誰にも見つからず、この町に眠っていることになる。
おそらくはその諜報員と最後に接触したであろう人物は、今、彼が思う以上に、きっと探されている。
茶屋には口止めはしたというが、もちろん、不可抗力というものもあるだろう。
ともかく、その情報が載ったものを探すことは今、情報局にとって優先事項である]
(155) 2014/01/19(Sun) 10時半頃