[自分で思っていた以上に、この身体にかかるダメージは大きかったのか。ガンガンと鳴る頭や気分の悪さは、まるで悪酔いした時の二日酔いのよう。
すぐ近くから声が聞こえてくるまで近くに人>>148がいたのに気がつかなかった。こんなことでは、すぐに敵に殺られてしまうだろうと、小さく自重の笑みを零す。]
やあ、アルヤス…ひさしぶり…
[にこりと笑ったつもりだが、上手く表情を作れたかは分からない。
数週間ぶりであっても彼の声は鮮明に残っていて。
振り返って見た元気そうな姿に、無事でよかったと安心する。
衣服に所々戦いの痕が見て取れるが、よもやアルヤスが死闘が繰り広げられていたなんてことは、知らない。]
再会を喜びたいところだけど、向こうに敵がいてね…。
ひとまず離れよう。
[吐き気を抑えるように胸元の服を握りながら、小声で促す。]
(154) 2014/12/29(Mon) 11時頃