[他にもジェ二ファーが話すようなら、茶を注ぎ足しつつ会話につきあうだろう。帰ると言えば、おつかいだった茶葉を包んで渡してから、彼女が身支度する間にこちらも上着を脱いでコートを着込んだ。] 暗くて物騒だからな、送っていこう。[遠慮されれば、それでも途中までならと路地を歩くことにする。外出中に出会ったのだから、こちらに用事があるのは半ば本当だ。外せない用事ではなかったというだけであり。分かれ道か、あるいは雀荘の近くの一角か。とにかくそこまでつけば、わずかな道のりを同行してくれた美女に「ちょっとした」挨拶をして分かれることにした。*]
(154) 2014/01/21(Tue) 18時半頃