──回想・ラルフとイアンと、──
[長時間の移動はじっと、座ってたって体に負担がかかるようで。
伸びをした先からバキバキっと体が悲鳴をあげていた。]
まぁ、これで夜は万全やな!
[徹夜して探すつもりだったから寝てた訳ではなく、ただ自然と瞼が下りていただけなのだが結果オーライ。
それで自分も降りようと腰をあげれば、イアンの手が形を変えていく>>125]
ん、あぁ。……つい。
っていうか後ろにおったんや。静かであんま気付かんかった。
[すぐに頭は働かないものの、理解が追いつけば頷く。
肩をぽむられた理由はわからない。
あることないこと吹き込まれている可能性なんかも考えない。
ただ、バスに乗る前に向けられたサムズアップを思い出せば、何となく自分もお返しとばかりに親指を立てた。
ラルフの反応がどのようなものかは予想もせずに。]
(153) 2015/11/20(Fri) 23時頃