人狼議事

164 冷たい校舎村3-2


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

「最近、仲良くて、いいよね」

[文化祭の準備が着々と進みつつある、放課後のことだった。
クラス委員、実行委員の数名と文化祭の予算の軽い打ち合わせをして、アヤカたちの待つ下駄箱に走る。
「遅くなってごめんね」と手を合わせて謝って、返ってきた答えがそれだった。
一瞬、何を言っているのかよく分からなくて、目を瞬く。

そこに漂うどこか白けたような空気に、ぞくりとする。
この空気、知ってる。──中学の時にも、私、同じ空気の中にいた。
まさか、また繰り返すの。

「……何の話?」と返す自分の声が、馬鹿みたいに震えていた。]

「だって、毎日、楽しそうじゃん」
「私たちといるより、向こうといた方がいいんじゃない?」

[堰を切ったように、次から次へ放たれる言葉が弓矢のように突き刺さる。]

(152) 2015/07/04(Sat) 22時頃

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