【人】 安全保障局 アラン

[彼の血と、己の血が深い場所で交じり合う感覚に、感嘆の息が零れた。>>145
彼の体内だけで飽き足らず、皮膚の下までも自身を巡らせたい。

彼の腹の中で息衝く灼熱は、大きな鼓動を刻み、腹筋を内側から叩いた。]

　―――…動くぞ？

[密やかに確認したのは最早、気遣いの意味を含まず、彼に意識させる意味ばかりを孕む。
淫らにうねる媚肉を纏わりつかせて、大きく腰を引く。
ズルズルと鰓が傷ついた縁肉を広げ、新たな出血を誘えば、敷石に赤い雫が落ちて、まるで破瓜を思わせた。

熱塊に張り付くように吸い付く媚肉を振り切り、彼の身体を揺らすほど大きく一打。
撓んだ形が戻ろうとする収縮を均し、彼の内側をゴリ、と摩擦。]

(150) momoten 2014/02/09(Sun) 23時頃