[00の部屋は端にあった。扉の前まで行くと足を止める] 中に誰かいるのか?[格子窓から中を覗く。電気はついていないのか、薄暗くよく見えなかった] 誰もいないようには見えるが。[扉のノブを掴むと、鍵がかかっていないことを確かめて開く。微かに聞こえるヒューヒューと空気の漏れる音。時折うめき声のようなものに変わるそれは、そこに何かがいることを示している] なんだこりゃ。[扉を完全に開くと、外からの明かりが中を照らす。――肉塊が転がっていた]
(150) 2012/04/08(Sun) 17時半頃