―回想:遺跡に移動した直後―
[周りを見渡して見つけた中に、見知った顔がもう一人>>147。
確か、どこかのBarで飲み明かした仲だった。
同じトレジャーハンターだったからか、意気投合したような記憶。
それなりの量を飲んで、ふわふわといい気分になってしまったから、余計な過去や綺麗な物に執着する理由>>0:156>>0:157>>0:158まで話してしまった気がするけど、どうだったか。
そもそも相手も酔っていただろうし、覚えるか怪しい。
それでも、一度飲み明かした仲なのだから挨拶に行くべきだろう。
とは思ったものの、後輩の面倒を見るのことになったのでそのままになってしまった。
ソフィアが側にいるからか、向こうからも寄ってこない。
ああ見えて優しいのは知っていたし、それを好ましく思っていたけれど。
そのせいで、次会うときは“自分”なのか怪しくなってしまった。*]
(150) 2017/09/03(Sun) 00時半頃