……ぁ、 ぁあああ あああぁ ッ !![刻まれる痛み。焼け付く痛み。全身を包む闇に僕は悲鳴を上げた。それでも、やめる訳には、いかない。書物への筆記の速度へと追いつけず、僕の肌を、災禍の歴史が侵食していく。意識と役割《僕の本質》を侵食から護ろうとすれば、表面が濁るのは当然であるかのように。腐敗した、あるいは枯れた肉体のように、腕が、脚が、黒く染まりゆく]
(148) 2014/11/20(Thu) 19時頃