[何か言葉を続けかけ、
『らくえんのとびらへ』
幼い少女が、遊ぶように声を放ったのはその時。
また僅か口ごもるよう唇が自然閉じ、少女達へと引き戻される思考と視線]
…。ガキだろ、どう見ても。
大人はもっとこう、汚らしくしゃべるモンだ。
[独自意見をそっと発してから、そわそわする様子に一呼吸置き。とっとと食えば良いとばかりに顎でパフェ示して頭を掻き、銜えていた煙草型ツールを指に挟む。
珈琲を啜り、またひとつ息をついて]
……、まさかと思ったが、マジでお前もかよ、…トレイル。
[リッキィの存在を意識した事も加え、少しの迷いを挟んで、しかし問われた>>140言葉に事実と知ればそんな呟きを返した。
視界の隅でもう一つの大きめのパフェを眺め、無言でトレイルの前に押しやり]
──俺もついさっき、…日付変わった頃じゃねーかね。
あんなもん、お伽話だと思ってたのによ。
(148) 2014/03/12(Wed) 18時半頃