[感情の制御が利かずただ蹲るばかりだったが、
やがて優しげな笑みと仕草に緊張も解けて来て。
>>137と問われれば小さく頷いた]
お世話してくれる人を傷つけて……独りになるのはいやだったから。
[嫉妬、それは時に見放される事を極端に厭う。
力のある者は力ずくで対象を繋ぎ止めれば良いが、
幼い頃の少女にはそれもできなくて。
また、ある意味で管理者の気を引く行動でもあったのかもしれない。
ともかく、抑圧された感情をぶつける矛先が
偶々自分に向いてしまいそれから習慣になっていたようで]
平気。 自分でやった事だし。 死んじゃうわけじゃ、ないから……。
それに、ちょっとくらい痛い方が……生きてるって、解る。
[自分の体の事を顧みる風もなく。
言われるがままに傷に髪が触れないよう
掻き揚げた髪をそのまま怪我をしていない方の肩へとまわした。
ゆったりとした服の背から傷跡が覗く]
(147) 2011/04/22(Fri) 22時半頃