― 明之進の部屋 ―>>131>>132>>133
[ 閉じた蕾を無理に開かせながら、明之進は荒い息遣いの中に混じった声の欠片>>133を拾いあげる。背を丸めた姿は今までのように怯え恐れたためだけではなく、快楽を拒絶しきれなくなりつつある事の現れのように思えた。]
……ふふ。今、イイって、言いかけた。
前よりもっと、気持ち好かった?
[ 問いかけではなく、ふと洩れた感想という調子で口にする。耳朶の形をなぞる動きで舌を這わせて、耳穴を粘膜の先端でくじりつつ声を吹き込む。]
もし、これがケイイチの、だったら。もっと気持ち好かったかも?
裂けて血が出ちゃってるのに、気絶しそうなくらいに。元に戻らなくなりそうなほど拡張されて、なのに快感が止まらない。
[ 想像を誘う言葉を投げて、ゆるゆると腰を戻していく。そうして一度、完全にメルヤの肛内から自らを抜きだしてしまった。]
(146) 2018/03/02(Fri) 19時半頃