― 回想・寮 ―[ヤニク>>144に尻尾をくすぐられて、悲鳴を上げてみたりしながらも、表情は自然と笑っていた。暖かくて、優しくて、ふとすれば泣いてしまいそうな程に愛しい時間に頬を緩める。]んーん、そうじゃないの。[遠くから連れ戻してくれたのは、ヤニクの声だった。大切なお友達、優しくて繊細な、ふわふわのお友達。]ヤニクぅ………。[ヤニク>>145の言葉が嬉しくて、だからこそどうにもならない今がもどかしくて、ヤニクに抱き着いた。これまで過ごした日々も、ヤニクとも思い出も絶対忘れないだろう。忘れるのはただ一つだけ、だけどそれがとても悲しい。]
(146) kuon 2013/12/26(Thu) 01時半頃