[ 隣の男の威嚇>>140へはどこ吹く風と口笛を吹いて。]
本人に聞いてみなきゃあ分からないけどさ。
おっさんは…、チビちゃんの可能性が高いと、踏んでる。
[ 何か思案するような声へ>>140答えながら思い出すのは、紅い炎。
人体に焼け焦げを作る…だなんて荒業をやってのける人物といえば、思い浮かぶのは――。]
もしおっさんがチビちゃんを横取りしたとしても、怒らないよ。思う存分戦えばいいさ。
……油断なんて、出来る相手じゃあないしね。
[ 戦いの結末は、戦う者同士が決めるもの。
それを他人に兎や角言われるのは好まないし、人に言うのも無粋だと、考えていた。]
そうそう、酒を飲む約束をお忘れなく。
おっさんが死んじゃあ、果たせなくなっちまう。
[ ついでにと口に上らせたのは数日前に囁き交わした約束事。]
(145) 2014/11/12(Wed) 02時半頃