― 医務室 ―>>135>>141
[ 招き入れられた医務室内、ケイイチの事をミナカタの口から聞けば微妙な苦笑と納得が明之進の表情に現れた。]
そうですか……ケイイチとぼくが会ったの、その後ですね。メルヤも、居ましたが。
[ 規格外の大きさと化していたケイイチの性器については口にすることを避けた。ミナカタの口振り>>135であれば言うまでもなく知っているのだろう、と。]
それで…………ええと。
[ 先を言い淀んだ少年の耳に、ミナカタの推測が>>141飛んで来る。再び少年は俯いたものの、やがてこくりと頷きを返した。]
……その……そ、そうです。
といっても、完全に薄れた感じもしませんが……多分、波みたいなのがあって。
その揺れ幅の、低いところには戻れてる、みたいな感じです。
[ ミナカタを見上げ、そう言うものの。同時にそれはまたいずれ「波」の高くなる時間が来るだろうという予測でもあった。
今度は乗り切ることが出来るのか。少年は無意識に、膝の上に置いた手を握りしめていた。]
(145) 2018/02/25(Sun) 23時半頃