[ そこにいたのはヘリンとアーサー。
あるのはman-juとヘリンの淹れたコーヒーらしい。
拙い発音も彼>>137の気に障ることはなかったようで、身を倒す挑戦はそう長くは続かなかった。
アーサーに大丈夫だった? と心配する声をかけつつ、ヘリンの手元のカップを見つめる。]
きょ うは、 へりん が いれた、 の?
このまえ 、は、 こー た、だ った。
[ その彼も探していたモナリザもここにはいないようだった。
両者とも白い箱の君と行動を共にしていることは知らないまま、個室で休んでいるのだろうか、などとその姿を思う。
そんな思考もすぐに手元へと戻ってくる。]
ぶ っさ、 ちゃん ……?
[ ヘリン>>139は最初に己の名を呼び、次いでもうひとつ名のような音を紡いだ。
しかしそれは己の知るアーサーとは異なる響きで、彼女の母国語だろうかなんて考えの下、ぶっさちゃん。と繰り返してみた。]
(145) 2020/08/26(Wed) 23時頃