[『好き』>>136という言葉は聞き慣れない。
だからこそ戸惑いが表出したのだけども親族の戯れだと解釈すれば、礼を告げた。
“ありがとう。僕も君のことを大切に思っているよ。”と。
探偵が来ていることは知っていたけども、まさか怪盗が来ているだなんてジェフは知る由もない。
そしてその怪盗が昨日セシルとの会話を盗み聞きしていたことも知らなかった]
まぁ、騒ぎを起こさないなら構わないけどね。
パフォーマンスとしては面白そうだから。
[まだまともに口を利いたことのない誰かたちの仕事をパフォーマンスと評しながら、見送る姿>>140にはちいさく手を上げ立ち去った。
もちろん、彼女の気遣いには笑みを浮かべて。
それは姪>>130にも浮かべるものと同じもの。
姪が礼儀正しく訪れた者達に挨拶していることを知らぬまま、ジェフは食堂から廊下へと足を踏み出していた]*
(145) 2016/07/30(Sat) 12時半頃