[フィリップがこちらを見て呟いた言葉>>134が、ふと耳に入ってフィリップのほうを見た]
小さい……って、ぼく?
でも、にーちゃんも大人じゃないよね?
[大人と呼ぶにはまだ少し早いようなフィリップを見つめて尋ねる。コリーン>>137に同意を得ると、困ったように頷き]
パピヨンせんせ、すごく優しいのにね。
ぼく食べろ食べろって言われてもなかなか食べられなかったんだー……だから背、小さいのかなぁ?
[孤児院に遊びに行っても、よく小さいとからかわれていた。そのことを思い出すと、懐かしさと同時に奇妙な腹立たしさ――言うなれば嫉妬を感じて困惑した。ラルフが食べ物とワインを持ってきたのを見て>>138]
あ、おじさん、それぼくも食べていいの?
[しばらく何も食べていない故にさすがに空腹なのか、コリーンの元を離れてラルフに近寄った]
(145) 2011/04/16(Sat) 23時頃